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【JPモルガン・チェース】 時価総額世界最大の銀行の理論株価は?(2020年12月期)

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<りろんかぶおコメント>

りろんかぶおの競争優位性評価(5段階評価)⇒★★★★

・JP Morganは時価総額が米国最大の銀行。近年日本では、フィンテックの登場や、IT企業の銀行業参入などで既存の銀行のほとんどはなくなる、等の話があります。りろんかぶおの意見としては、確かに日本でいうと地方人口の減少により地銀は経営が苦しくなりどんどん合併吸収等の再編が進むと思いますが、いわゆるメガバンク等の大きな銀行は必ず残り続けると思います。

・資本主義のシステム下では、経済発展の為の最大のエンジンは人間の利益追求欲求ですから、お金が世の中を巡れば巡るほどこの利益追求欲求が刺激され、経済が好循環となりその結果世の中が豊かになっていきます。
お金が血液だとすれば、銀行はそれを流す心臓の役割を果たしており、資本主義社会においてなくてはならない機能なのです。更に、銀行は信用創造により、お金を作り出す機能を持っており、中央銀行は金融政策などで、この銀行の信用創造の仕組みをうまく使って世の中のお金の量をコントロールしている為、もはや今の経済は銀行抜きには考えられません。

・では、どのような要素が各銀行の競争優位性となるのか?銀行業をする上での一つの大きなポイントはいかに低コストで多くのお金を集められるか、といった点です。これは、顧客にとっての利便性を究極迄極めることに加え、同じ銀行間での送金・決済が最も低コストなので、みんなが使っている銀行を使うといった規模の経済が有効に働きます。

・JP Morganは1871年設立の老舗で顧客の利便性を追求する企業です。このインターネット社会において、2017年に今後更に400店舗の支店を開設すると発表しております。多くのことがオンラインで完結するようになった現在においても、やはり、ちょっとしたことで対人で相談したいこととかっていっぱいあると思うのですが、やはりそういったニーズもしっかり満たすべく、JP Morganはオンラインもリアル店舗も充実させるという戦略の下顧客ニーズに最大限応えようとしております。このように顧客第一の経営の下、現在は米国No 1の銀行となっており、規模の経済からもJP Morganの今後の競争優位性は強固なものとなっていくのではないでしょうか。


<理論株価>
122.95ドル(2020年12月31日時点)
※1 直近3年間のフリーキャッシュフローの平均が今後半永久的に続くと仮定し、Discounted Cash Flow(DCF)法で計算。
※2 DCF法の概要はこちらご参照。

NYダウ銘柄理論株価一覧はこちらご参照ください!

<セグメント毎ビジネスモデル>
Consumer & Community Banking
・ATMやオンラインバンキング、住宅ローン、クレジットカード等のConsumer向け商業銀行サービス

Corporate & Investment Bank
・M&Aアドバイザリー、株式・債権発行業務、送金決済などのトレジャリーサービス、法人向け資金調達・デリバティブ関連金融サービス

Commercial Banking
法人向け銀行サービス(貸付、決済等)

Asset & Wealth Management
機関投資家向資産運用サービス、個人投資家向け投資信託商品提供

<決算情報>

・売上は119,543百万ドルと前年対比3.4%増加。IPOが活況だったことによるアンダーライティング業務の好調、金利やクレジットのヘッジングやデリバティブなどの商品が好調だったことを、金融緩和による貸付利ザヤ縮小が一部相殺した形。

・純利益は27,410百万ドルで前年対比20.9%減少。コロナ禍による経済活動の急激な縮小に伴い、貸倒引当金を前年対比3倍強の17,480百万ドル計上したため。

<財務情報>
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りろんかぶお

※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
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[ 2021/03/10 12:04 ] 7.理論株価&財務分析 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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