
<2021年11月3日FOMC 5つのポイント>1.資産購入11月から購入額を毎月$15bilずつ減額することを決定。(現状毎月$120bil)
同ペースが続けば、来年6月に資産購入終了予定。
但し、経済見通しに変化あれば減額ペース変更検討も。
2.金利据置。
利上げ開始にはさらに厳しいテストをクリアする必要がある。
3.経済上半期GDPは前年比6.5%成長と堅調。
但し3Qはデルタ株蔓延や供給制約で減速。
4Qは持ち直すだろう。
4.雇用経済に足並みそろえ3Qは減速するも引き続き改善傾向。
コロナ懸念や介護・育児などが労働力不足を招いているが、次第に改善されるだろう。
5.インフレ供給のボトルネックは予想より規模が大きく長期化している。
主要因は、各国におけるシャットダウンと経済再開の地域差から生じるサプライチェーンの乱れ。
次第に緩和されると考えているが、悪い兆候があればFRBとしてできることで対処する。
<著者コメント>・テーパリングについて初めて明言するも、市場は十分に織り込んでいたため、株価の反応は限定的。
・パウエル議長は、自らがテーパリングを明言する前に、市場に確信を持たせる程入念にコミュニケーションをとり、サプライズをなくすことができた証。
・インフレについては、懸念を示すも利上げ再開のタイミングについては具体的な言及なし。
<FRBバランスシート推移>
出典:FRB
※単位は百万ドル(8M百万ドルは100円/ドル換算で800兆円)
以上
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