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ウェルズファーゴ 2021年3Q決算

ウェルズファーゴが10月14日に第3四半期の決算を発表しました。

<決算まとめ>

WFC (単位:$)
予想実績前年同期比
売上高18.4 B18.8 B-2.5%
調整後EPS0.97 1.1767.1%


<補足情報>
出典:WFC決算資料

貸付額推移


債権貸倒引当金計上額、貸倒額、貸倒率の推移




金利収入と金利マージンの推移




コストの推移





住宅ローンと自動車ローンの組成数推移



<コメント>

・貸倒引当金取崩1.65Bで$0.3分のEPS押上げ。

・9月に米通貨監督庁から、2017年の不正営業に対する改善義務履行状況に違反があるとして、250百万ドルの罰金支払いを命じられており、これがEPSを$0.05押し下げ。

・貸付金額は前年同期比8.3%減少し、貸付金利も低下。

・債権貸倒率は前年同期の0.29%から0.12%改善。貸倒は減っている。

・金利マージンは前年同期の02.13%から2.03%に改悪しており、状況は悪化。

・コスト削減は徹底。前年同期比で13%減。効率化イニシアティブの取組効果が功を奏し、外部委託費などを中心に経費が減少。従業員数は引き続き削減しているがインセンティブが増え、全体の人件費は1%増加。

・住宅ローン組成は2020年3Qがピークでそれ以降は停滞。

・その代わり、経済再開する中で自動車ローン、デビット&クレジットカード取引数が増加傾向にある。この傾向が続けばカードローン残高も増え、金利収入増につながる。

・面白いのは前四半期対比ではデビットカード利用は微減したものの、クレジットカード利用は微増。消費者がカードローンにやや積極的になっていることがうかがえる。

・ウェルズファーゴは不正営業によって、FRBより2018年から資産制限(1.95trilion以下)を課されている。この制限解除が今後の焦点だが、先月通貨監督庁より、改善義務履行状況が良くないとして追加で罰金を科されておりまだ前途多難の様相。

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りろんかぶお

※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
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[ 2021/10/18 12:09 ] 8.企業研究 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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