
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが2021年6~8月期決算を発表しました。
WBA (単位:$) | | | |
| 予想 | 実績 | 前年同期比 |
売上高 | 33.3B | 34.3B | 13% |
調整後EPS | 1.02 | 1.17 | 30% |
次Q予想売上高 通期予想売上高 | | | - |
次Q予想EPS 通期予想EPS | | | - |
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債務の早期返済などで、債務を15.5Bから9.0Bに削減 | | | |
米国内1350万人のコロナワクチン接種(全体の21%)で売上が好調 | | | |
コスト改革プログラムにより年間2Bのコスト削減を1年前倒しで達成 | | | |
ワクチンとコロナ感染テストでマージンは改善するもそれ以外のマージンは低下 | | | |
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myWalgreens membershipの会員数は前四半期比13%増の85百万人に | | | |
オンライン販売やドライブスルーピックアップなどのデジタル関連売上は全体の5%に。前年の二倍に。 | | | |
医療サービスを提供するビレッジMDの店舗併設は現在52拠点で、21年末までに80拠点以上にする計画 | | |
更にInvestor Dayで以下を公表
・米国とヘルスケアに注力
・アライアンスを売却($6.5B)
・Shilds持分を25%→71%
・VillageMD(プライマリケア)持分を63%に増($5.2B、来年IPO予定)
・CareCentric(ポストアキュート)の株式55%を新規取得(~$0.33B)
<コメント>・一番気になったのは、マージンの改善はコロナのワクチンと感染テストによるもので、それ以外はマージン下がっているという一文。
・コロナが落ち着いたらやはりまたマージン低下で利益が圧迫される可能性大。
・ウォルグリーンは、近年PBM(Pharmaceutical Benefit Managemet:薬剤給付管理)のプレッシャーで、処方薬における利益が圧迫されており、株価が低迷している背景があります。この状況に改善の兆しはない。。
・但し今年社長が変わり、Investor Dayでは早速戦略を発表。印象的なのは米国とヘルスケアへの注力。この方針は好感を持てた。
・今後は単なる薬局ではなく、VillageMDやCareCentric等、医療提供をする分野に足を踏み入れ、既存店舗への併設などでシナジーを発揮するという戦略はよさそう。
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