
<2021年9月22日FOMC 5つのポイント>1.金利及び資産購入方針は現状維持。
2.雇用に関して、デルタ株感染拡大で8月はレジャーやサービス業での雇用回復が鈍化。但し、デルタ株が落ち着けば再び急速な雇用の回復を見せると考えている。
3.インフレ率はかなり高く今後もその状態が続く見込み。供給ボトルネックは想定以上に長期化しているが、次第に改善しインフレ率も落ち着くと考えている。
4.テーパリングへの条件は整いつつあり、このまま進展すればすぐにでもテーパリング実施の判断をするだろう。テーパリングの完了時期についても議論を始めており、今のところ来年中旬ごろが適当と考えている。但し、テーパリングの完了時期がそのまま利上げ開始時期というわけではなく、利上げ開始にはさらに厳しいテストをクリアする必要がある。
5.以下はFOMCメンバーの各指標の予測

<著者コメント>・8月の新規雇用者数は確かに鈍化したけど、デルタ株の影響によるレジャーとサービス業がメイン。これはデルタ株の落ち着きと共に雇用は急速に改善するはずなので、予定通り年内にテーパリング開始しますよということですね。
・更に、今回は初めてテーパリングのペースについても言及。来年中旬ごろまでに完了と。サプライズが起こらないように、情報を前広に小出しにしていくコミュニケーションの取り方は見事です。
・インフレに関しては、供給ボトルネックは予想以上に長期化しているようですね。これが前回の予測よりもインフレを上方修正している理由。
・あとは、来年利上げを予想する人が二人増えましたね。まあ、来年後半に利上げでしょうね。
<FRBバランスシート推移>
出典:FRB
※単位は百万ドル(8M百万ドルは100円/ドル換算で800兆円)
以上
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