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自民党総裁選をわかりやすく解説!④~河野太郎編~

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前回に引き続き、今回も自民党総裁選をわかりやすく解説します!

今回も候補者がどんな人物かということと、その人の政策について分析します。

今回は、世論調査で国民人気No1で、昨日9/10に総裁選出馬表明をした河野太郎さん。

1.河野太郎(58歳)の経歴

①プロフィール
1963年1月生まれ
学生時代:慶応義塾中等部→慶応義塾高校→慶応義塾大学(2か月で退学・渡米)→米ジョージタウン大学
社会人時代:富士ゼロックス→日本端子
議員時代:1996年に衆議院選挙で初当選

②現職
行政改革担当
国家公務員制度担当
新型コロナワクチン接種推進担当大臣
内閣府特命担当大臣

③内閣役職歴
防衛大臣
外務大臣
国務大臣
行政改革担当
国家公務員制度担当
内閣府特命担当大臣

2.河野太郎の公約
※9/10の出馬会見及び政策パンフレットより

目指すのは、「温もりのある国」。
一人ひとりの顔が見える地域のなかで、
みんなが参加して創り上げる地域社会を大切にしながら、
国民にできる限り近い場所でみんなの課題を解決していくという、本来の保守政治を取り戻したい。

平等な機会が提供され、
努力した者、汗をかいた者が報われる社会、
勝者が称えられ、敗者には再び挑戦する機会が与えられ、
そして平等に競争に参加できない者をしっかりと支える国家を目指すのが保守主義

これを前提に、以下5つの主張と政策を示す。

1.コロナ対策
・最新の科学的知見をしっかりと国民に共有し、謙虚に、わかりやすい対話をしながら決めていく。
・ワクチン接種の迅速化、3回目接種の準備、ワクチン2回接種後の経済・社会の平常化プログラムを提示。
・必要な時には思い切った人流抑制で感染拡大阻止
・検疫を強化して、新たな変異株の国内侵入防止
・医療提供体制拡充、治療薬と国産ワクチンの開発支援

2.経済政策
・地域経済・社会を支える中小企業や個人事業主を守る政策
・食料確保のための、持続可能な農林水産業へ
・産業界も安心できる現実的なエネルギー政策
・環境・気候変動対策と経済の好循環をつくり、2050年にカーボンニュートラルを実現。そのために安全が確認された原発の再稼働は当面やむなし。いずれ原発ゼロを目指す。
・デジタル、グリーンをイノベーションの核として日本の稼ぐ力を伸ばす
・経済成長があってのインフレ2%であり、インフレ2%があっての経済成長ではない
・消費税減税は今のところ考えていない。

3.社会保障
・出産、子育てから老後まで、持続可能な全世代型社会保障制度の構築
・貧困を固定化させない、誰もが何度でも挑戦できる、しっかりとしたセーフティネット作成
・デジタル化でプッシュ型・ワンストップ型の支援を実現
・少子化に歯止めをかけ、子育てを支援
・初等教育から高等教育まで、すべての子どもたちの教育機会の平等を保障する制度

4.外交・安全保障
・新たな脅威に対応する国家安全保障戦略の見直しと防衛力の整備・強化
・現実の脅威にあわせて、サイバー・宇宙、電磁波など新しい分野における自衛隊の防衛能力を向上
・一方的な現状変更の試みに対抗できる枠組みづくり・抑止力の強化
・自由と民主主義、法の支配、人権といった基本的価値を守る同盟を構築
・基本的価値を共有する国々との同盟で、独裁体制・監視社会の広がりを防ぐ

5.その他
・立党の精神に立ち、新しい時代にふさわしい憲法改正をすすめます。
・自民党の総力を挙げて、国民が参加して、この国の未来を決める、わかりやすく、オープンでクリーンな政治を実現します。
・政府の「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に関する有識者会議」の議論を尊重

STOP

<コメント>

・河野さんの政策は、立候補者の中で最も抽象的で、具体的に何やるんですか?という疑問がぬぐえない。

・そこで、今回の出馬表明やパンフレットとは別に河野さんがこれまでに主張してきたメインメッセージは以下。

年金:国民年金は保険料を廃止し税金を財源に、厚生年金は現在の賦課方式(若い世代から高齢者への仕送り方式)でなく積立方式(自分の老後のために若いうちに積立)に

規制緩和:国内産業の生産性向上のためには規制緩和をしてもっと競争環境を整える必要あり

雇用:同一労働同一賃金、新卒一括採用廃止、年齢差別禁止等

原発:原発ゼロ

外国人労働者:受け入れを支持するも従来の研修制度は「現代の奴隷制度」と批判し廃止を主張

行政:ハンコ廃止などを筆頭としたデジタル化により国家公務員の生産性向上

外交:エネルギー資源確保のための中東外交注力、中国などの社会主義国家の民主化

皇室:女性天皇、女系天皇についても議論すべき

・経済政策に関して、「経済成長があってのインフレ2%であり、インフレ2%があっての経済成長ではない」という発言あり的を得ていない。国際標準の考えは、経済成長のための最も適温のインフレ率が2%であり、インフレ2%は経済成長の結果ではなく手段ととらえているので河野さんの考えは国際標準からもずれている。

・河野さんが首相になると経済政策を間違え続けるだろうなと思った。

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りろんかぶお

※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
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プロフィール

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Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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