
前回に引き続き、今回も自民党総裁選をわかりやすく解説します!
今回から候補者がどんな人物かということと、その人の政策について分析します。
まずは、唯一総裁選出馬の意向を表明している岸田文雄さんから。
1.岸田文雄(64歳)の経歴1957年 誕生
1982年 早稲田大学法学部卒、日本長期信用銀行入社
1987年 衆院議員秘書
1993年 衆議院議員初当選
2001年 文部科学副大臣(小泉内閣)
2007年 内閣府匿名担当大臣(福田内閣)
2008年 消費者行政推進担当大臣、宇宙開発担当大臣(福田内閣)
2012年 宏池会会長(ここで通称岸田派を率いることに)、外務大臣(第二次安倍内閣)
2017年 防衛大臣
2.岸田文雄の公約※8/27の出馬会見より
「国民の声を聞く政治」に転換し、
「国民の生活を守り、国民の所得を増やす3つの政策」を進めることが、岸田さんの公約です。
1.自民党の改革・党役員に中堅若手を大胆に登用
・新陳代謝のために比例73歳定年制を堅持
・党役員任期を「1期1年、連続3年まで」。権力の集中と惰性を防ぐ
2.新型コロナ対策の基本方針・国民の納得感のための丁寧な説明と、強い危機感に基づく対策。
・政府方針により不利益を受ける人にできる限り公平な経済対策を実施
・人流抑制、病床・医療人材確保、経済対策、ワクチン接種促進、治療薬開発普及、に取組み。
・新たな専門家会議を立ち上げ、withコロナ時代での社会経済のありかた議論。
3.国民との3つの約束①民主主義を守るために国民の声をしっかり聴く。
②個性と多様性を尊重する社会を目指す。全ての人が居場所と生きがいを持てる社会。
③みんなで助け合う社会を目指す。デジタル化が進む現代だからこそ、人の温かさを感じられる社会。
4.3つの政策①コロナ対策。上述の通り。
②新しい日本型の資本主義
・成長と分配の好循環による新しい日本型の資本主義を構築。
・先端科学技術の研究開発に大胆に投資
・「3方良し」の精神で、共存共栄の資本主義を
・四半期開示の見直しやサプライチェーンにおける下請け取引の適正化など、経済社会の基本的なルールの見直しを検討
・「令和版所得倍増」
・子育て世帯にとって大きな負担となっている住居費、教育費について、支援の強化を検討
・新しい資本主義の象徴は地方
③外交・安保における3つの覚悟
(i)自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を守り抜く覚悟(台湾海峡の課題等)
(ii)我が国の領土・領海・領空を守リ抜く覚悟
(iii)地球規模課題において世界を主導し人類に貢献する覚悟(地球温暖化、核軍縮、宇宙海洋問題等)
STOP
次回も、候補者の経歴と主張を見ていきます。
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