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ファイザーはもはや製薬会社ではなく〇〇!Trillium買収($2.26 billion)からの分析

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ファイザーは、がん治療薬にフォーカスしたバイオテック企業Trillium Therapeuticsを、
$2.26 billionで買収することを発表。

買収株価は$18.50で先週金曜日の終値より208.8%高い価格。

これを受けTrilliumの株価は188.83%上昇

Trilliumの医療品ポートフォリオには、
がん細胞を発見・破壊するための自然免疫システムを強化するようデザインされたバイオ医薬品が含まれます。

同社がターゲットとする血液がんに関して、
2020年には世界中で100万人以上が血液がんと診断されており、(がん患者全体の6%)
70万人以上が血液がんが原因で亡くなりました。

Trilliumには、”Pfizer Breakthrough Growth Initiative”を通じて元々$25milionを出資しており、今回の買収につながったもの。

”Pfizer Breakthrough Growth Initiative”とは、2020年6月に立ち上げられたプログラム。

このプログラムを通じて、ファイザーは、総額$500 millionをバイオテクノロジー企業に出資することで資金調達を援助し、
また、ファイザーの知見を活用して最も有効的な臨床開発プログラムを提供することを目的とする。

<コメント>

・ファイザーは昔からそうですが、自社で薬を開発するというよりこういった買収で大きくなってきた企業。

・独バイオンテックとのコロナワクチンに関してもそうだが、ファイザーの役割は臨床開発プログラム。

・とは言っても小さなバイオテクノロジー企業にとって、臨床開発(最終的に国に製造販売の承認を受けることを目的に行われる開発業務)はとても難易度が高く、ファイザーの用のところがお金も出してくれて、臨床開発も一手に引き受けてくれるのであれば両社にメリットあり。

・コロナワクチンにしても、独バイオンテックだけではあそこ迄迅速でスムーズな臨床試験はできなかっただろう。

・ファイザーはこの臨床開発プログラムを武器に、今後も有望なバイオテクノロジー企業を買収していけば、今後更に明るい未来が期待できるかも。

・ファイザーはもはや製薬会社ではなく、有望な薬を作る企業を買収する「投資家」といえるかもしれません。

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りろんかぶお

※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
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[ 2021/08/24 19:00 ] 8.企業研究 | TB(-) | CM(0)
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Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
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