「建築物の礎石のように、どんな作品でも最初の石を置けば、それが次に進む立派な理由となる。」
「期待しないでとにもかくにも着手することだ」
これは、フランスの哲学者アランの著書「幸福論」の中の一節だが、
何かを始めるときは、まずは小さなことでもいいから「着手」することが重要と説く。
自分自身の経験からもこれはとても大事な考え方だと思う。
多くの人は、やりたいことが多くあるにも関わらず、
忙しいのを理由に「着手」することをしない。
そしておそらく暇になっても「着手」しない人がほとんどだろう。(自分も含め)
なぜなら「着手」しない理由を他に一生懸命探すからだ。
「まずは石を置く」
というアランの表現はまさにその通りだ。
どんなに小さな石でもいいから、まずは置くことだ。
そうすれば、置いた石が次に進むための動機になる。
例えば、自分も長年プログラミングの勉強をしたいなーと思っていた。
これからの時代、自分でWebサービスを作れないようでは残りの人生で
やれることの範囲がかなり制限されてしまうと思ったからだ。
ただ、まさにいろんな理由をつけて「着手」してこなかった。
会社員の時には勉強する時間がない。
子供が生まれたので、育児が忙しくてそんな時間ない。
FIREして時間ができてからも、この年齢で始めたって遅すぎるでしょ。
まずは作りたいサービスを決めてからだ。
etc..
だけど、動き出さない限りは何も変わらないと思い、最近ようやく始めてみた。
つまり「石を置く」ことができたのだ。
まず最初に石を置くのにはコツがあると思う。
それは、なるべく小さな石を置くことだ。
はじめは小さな石を一日一つずつ置いていくだけでいい。
するとそれが習慣になる。
習慣になると次第に一日一つ石を置かないとなんだか気持ち悪くなる。
そういう習慣ができたら、置く石の数を一つずつ増やしていけばいい。
自分のプログラミングの勉強も、最初は一日5分から始めた。
まずはそれを一週間続けて習慣を作った。
習慣ができた後に徐々に勉強量を増やしていく。
今は大体一日1時間ほど勉強している。
そしてどんな理由があってもこの習慣を壊さないことが肝心だ。
一度習慣が壊れると、あらゆる手段を尽くしてやらない口実を探し求めるようになってしまうからだ。
やりたいことがあるけど、なかなか動き出すことができない人は
「小さな石を一日一つずつ置いていく」
というところから初めて見るのがいいかもしれない。
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