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CFDによるレバレッジ投資

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バフェットが長期にわたって高いリターンを上げてきた最大の源泉は
銘柄選択や投資タイミングでなく、「レバレッジ」だった、ということを以下記事で紹介しました。

バフェットの年率リターン20%の源泉は銘柄選択や投資タイミングではなく〇〇だった!

ここで生じる疑問は、

「とはいえ米国株に投資する日本の個人投資家でもレバレッジなんてきかせられるの?」

といったもの。

答えはYesです!

米国株投資において日本人がレバレッジを利かせて投資する方法としてCFDでの投資があります。

今回はCFDでレバレッジを利かせる仕組みについて分析していきます。

1.CFDとは

CFDとは、為替や株式、株価指数、原油や金などの商品など様々な資産に投資することができる金融商品のことです。

CFDでは用意した金額(証拠金)よりも大きな金額を取引することができます。外国株CFD・バラエティCFDなら証拠金の5倍、株価指数CFDなら10倍、商品CFDなら20倍の金額の取引が可能です。

よくFXではレバレッジを20倍とかにして投資ができますが、FXはCFDの商品の一つで、要はCFDはあらゆる金融商品にレバレッジを利かせて投資したい人向けの商品です。


2.レバレッジを利かせるためにCFDの運営会社は裏で何をしている?

レバレッジを利かせる方法は大きく以下の2通りあります。

①先物を活用する

先物とは、将来のある時点である価格で買う、という「約束」をする取引です。
例えば、3か月後に日経平均を30000万円(先物価格は市場で決まる)で買うという約束をする、といった具合です。

将来の約束をするだけなので、現時点では手付金として証拠金(通常は取引代金の10%とかそれ以下)を拠出するのみで問題ないです。

先物には期日があるものの、CFDでは運営会社側で先物を次々に新しい期日に乗り換えていくことで、長期投資も可能です。

この方法でのレバレッジは先物が存在する株価指数や商品などが対象です。


②借入をする

シンプルに借入をする方法です。一般的な信用取引と同じです。

例えば100万円にレバレッジを5倍利かせたい場合は、400万円を借り入れて合計500万円で運用する、といった具合です。
当然金利負担が生じます。

これは先物が存在しない個別株などに適用されます。


3.CFDにおけるコスト

以下4つがあります。

①取引手数料
これは取引ごとに係る手数料です。普通の証券口座で株式を買うときにもかかりますが、CFDでは手数料無料の証券会社が多いです。

②スプレッド
これは買価格と売価格の差のことです。これも証券会社への手数料の一種です。

③オーバーナイト金利
これは日をまたいでポジションを保有する場合に発生するレバレッジに伴うコストです。
先物によるレバレッジの場合は期日を切り替えるときに発生するコストで、
借入によるレバレッジの場合は金利コストです。この金利コストは通常、基準金利に証券会社独自の追加金利を上乗せした金利を支払うことになります。

④配当
ロングポジションの場合は配当の受け取りがありますが、ショートポジションの場合は配当の支払いがあり、これがコストになります。

4.レバレッジのかけ方としては先物の方がお得

先物価格というのは理論的には以下の式で決まります。

先物価格=現在価格+金利(該当期間分)
※対象資産が株式の場合、上記からさらに配当金を差し引く

3か月先の期日の先物を買うとき、
現在価格が100で、3か月間の金利が1の時は、
先物価格は理論的には101になります。

つまり、先物を買うというのは、その期間の金利コストを負担していることになるので、
その意味では借入を行ってレバレッジを利かせる方法とコスト構造は同じです。

但し、一点異なるのは金利の水準です。

先物の場合、基本的にはLIBORなどの銀行間取引金利のみが適用されますが、
借入を行う場合はLIBORにさらに投資家の信用リスク分として2%~3%の金利が上乗せされます。

つまり先物でレバレッジを利かせる場合、自身の信用リスク見合いの金利を負担せずにレバレッジを利かせることができるのです。

但し、先物には期日があるので、長期投資をする場合、期日が到来するまでに、次の期日の先物に乗り換えていく必要があるので、その乗り換え時に発生する売買手数料や価格変動コストなどを負担することになります。

但し、十分な取引金額であればそれらを考慮してもやはり先物によるレバレッジの方がお得でしょう。

STOP

CFDでは米国株指数(ダウ、S&P500、ナスダック100)も取り扱いがあり、これらのインデックスに適度なレバレッジをかけて長期投資するというのも堅実かつ高いリターンを見込めるのではと思います。

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りろんかぶお

※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
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[ 2021/06/23 11:15 ] 8.企業研究 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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