
今年に入り、ビットコインは史上最高値の63,000ドルを越えました。
そうかと思いきや、直近では40%以上下げて38,000ドル近辺にあります。
この暴落を見て、多くの人がビットコインに対して悲観的になったと思います。
そんな中で、「ビットコインは近い将来500,000ドルに達する」とコメントしている人がいます。
(50,000ドルではなく500,000ドル)
それが今グロース投資家界隈で有名なARKのキャシーウッドです。
今回はそんな彼女が「500,000ドル」と言っている根拠について、ARK社の「Big Ideas 2021」に基づいて解説していきたいと思います。
出典:https://research.ark-invest.com/hubfs/1_Download_Files_ARK-Invest/White_Papers/ARK%E2%80%93Invest_BigIdeas_2021.pdf?hsCtaTracking=4e1a031b-7ed7-4fb2-929c-072267eda5fc%7Cee55057a-bc7b-441e-8b96-452ec1efe34c
※ちなみに自分はビットコインを投資対象として考えたことはないし、今後もないと思います。
1.ビットコイン投資家の60%は1年以上の中長期保有者で、短期トレードの対象ではなく強い信念に基づいた保有者が増えている。
2.ビットコイン保有者の取得単価上昇から見て、早期参入者は既に利確し、投資家が成熟してきていることが垣間見える。
3.2017年に高値を付けたときに比べ現在は、熱狂が少ない中で高値を更新しており、単なるバブルとは言えない。
4.SquareやMicrostrategyが保有現金の一部をビットコインに変えているようにビットコインは正当な現金代替物となってきており、S&P500採用企業の全てが、保有現金の1%をビットコインに変えるとすればそれだけでビットコイン価格は$40,000に。
5.ビットコインへの信用は継続して増加している。・ビットコインにまつわる規制緩和
・大手銀行も仮想通貨取引所の開設
・著名機関投資家も続々とビットコインに投資を開始
・有名企業もビットコインに投資
6.ビットコインの値動きは、株、債券、金、原油、新興国通貨等、多くの資産価格との相関性が低く、機関投資家のポートフォリオマネジメント上、価値がある。
7.ビットコインは流動性が非常に高く、アップルなどの巨大企業株式の流動性とそん色ないレベル。
8.投資理論のシミュレーションによると、機関投資家のリターンを最大化するビットコインへのアロケーションは6.55%。9.仮に全機関投資家が保有資産の6.5%をビットコインに割り当てた時、ビットコインは500,000ドルに。
以上
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