
2020年代で投資家が最も注目すべきマーケットの一つはまさに”宇宙”だと思います。
イーロンマスク率いるSpace Xやジェフベゾスが個人で出資しているブルーオリジン、日本ではホリエモンが宇宙ビジネスに取組んでいます。
つまり、稀代の起業家たちが何年も前から熱心に取り組んでいるのが宇宙ビジネスです。
今回は、女性版ウォーレンバフェットと呼ばれるキャシーウッド率いる米ARK社の「Big Ideas 2021」に紹介ある、宇宙ビジネスの展望について紹介したいと思います。
出典:https://research.ark-invest.com/hubfs/1_Download_Files_ARK-Invest/White_Papers/ARK%E2%80%93Invest_BigIdeas_2021.pdf?hsCtaTracking=4e1a031b-7ed7-4fb2-929c-072267eda5fc%7Cee55057a-bc7b-441e-8b96-452ec1efe34c
1.概略・ロケットと衛星のコストの低下が、かつて独占的で国家主導型に見られた宇宙産業を覆そうとしている。
・長らく割高であった宇宙関連技術のコストが、ディープラーニング、モバイル通信、センサー、3D プリンティング、ロボティクスのおかげで低下し始めている。その結果として、衛星やロケットの打ち上げが近年激増している。
・ARKの調査によると、軌道宇宙のビジネス機会は、衛星通信と超音速飛行機を含めると年間売上$370 billionを越える。
2.宇宙ビジネスは、衛星通信、超音速飛行、他惑星旅行・居住等、巨大なテーマだ
3.再利用可能なロケットが打ち上げコストを激減させている
4.低軌道への低コストな衛星打ち上げが、遅延の少ない低コストな衛星通信を可能に
5.打ち上げコストの低下で、打ち上げ予定の衛星が激増
6.衛星ブロードバンド通信の売上は今後5~10年の間に、米国で年間$10billion、世界では年間$40billionに成長
7.超音速飛行の売上は将来的に全世界で年間$270billionに
STOP
・宇宙というと、遠い未来の話のように思うかもしれませんが、より現実的なビジネスチャンスとしてもう目の前まで来ています。
・本命はやはり衛星通信でしょう。既に衛星放送などは普及していますが、これと同じ仕組みで衛星通信はすぐに普及するようになるでしょう。衛星を介して通信ができるようになると、地上と通信を往復する分、通信距離は長くなるのですが、その分、空から電波を届けることができるので、通信のアクセスが難しかった場所へもアクセスできるようになります。
・そして衛星通信の更に先にはおそらく、惑星旅行、更には惑星への移住というビジネスが将来必ず来ることでしょう。
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