最近友人と話していてよく感じることがあります。
それは、多くの人は自身が得た収入のほとんどを使い切っているんだなということ。
つまり、自分が使える予算は自分の収入だということですね。
これは収入が増えれば支出も増えるということです。
そういった人の多くは大企業に勤めていて、年収も高くてクビになることもないし、貯金しようと思えばいつでも貯金できると思っているし、老後のことまで心配していないという感じだと思います。
自分の場合は「支出の予算」と「収入」を連動させるという発想がないのでこういった人たちの考え方は新鮮です。
お金の価値感は人それぞれだし、どっちの価値観が優れているかなどはないと思います。
人生というのは結局、楽しければいいと思うので、そのためにお金を使うことはいいことだと思います。
自分のように何でもかんでも支出を切り詰めちゃうタイプの人間は、高額だからという理由で楽しむチャンスを逃すことも多々あると思うので、そういう意味ではマイナスかもしれません。
一方でやはり、冒頭のタイプの人のお金の使い方に少しだけ違和感を感じるのは、自分にとって必要だったり、楽しいことにお金を使うこと以外にも、多くのお金を使っているということです。
おそらく、予算は全て使わなきゃもったいないという発想があるから、予算が残っている場合は、特にほしくもない無駄なものを買ったり、無駄なサービスにお金を使ったりしてしまいます。
つまりただやみくもにお金を浪費しているということですね。
もし、仕事が楽しくてしょうがないという人であれば良いんだと思いますが、働かなくていいなら働きたくないという人が多いのが事実です。
つまり、働きたくもないのに、たくさん働いてお金を余分に稼いで、その余剰分も何かに使わなきゃもったいないからと浪費に回しているという構図です。
浪費するために働きすぎているということ。
もちろん、普通の会社員だと、労働の量を自由に調整できないからこそ、こういった無駄が生じているわけです。
無駄に稼いで、無駄に浪費するから、無駄なモノが、無駄に生産されている。
当然モノを生産するには地球に有限な資源が使われ、エネルギーが投入されます。
つまり、この無駄に凝り固まった経済によって、地球が犠牲者になっているということですね。
環境問題が深刻している21世紀、こういった側面があることも真剣に考えていくべきなんだと思います。
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