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「アラブのバフェット」投資家アルワリード王子の投資哲学

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前回、アラブのバフェットと呼ばれ、2000年代前半は世界の億万長者ランキングでTop 5の常連だった世界的投資家アルワリード王子について解説しました。

「アラブのバフェット」投資家アルワリード王子はどのように巨額の富を築いたのか①
「アラブのバフェット」投資家アルワリード王子はどのように巨額の富を築いたのか②

今回はそんな彼の投資戦略を深堀りしていきたいと思います。
参考資料は彼の伝記である以下。



1.アルワリードの投資戦略

彼の投資戦略を一言でいえば、

「極上の投資をすること」

極上の投資とは、”優良企業”を”割安な価格”で購入することです。

彼は、成功するためには、優良資産を買うだけではだめで、それを魅力的な割安価格で買わなければならないと述べます。


2.アルワリードの投資に至るまでのプロセス

アルワリードの投資に至るまでのプロセスはこうです。

①まず目を付けた企業について徹底的に調べ、優良企業かどうかを見極める。

優良企業のポイントは、
優れた経営が行われている
世界的なブランドを保持している
競争優位性を持っている

等といった点。

②次に、魅力的といえる”買いのエントリーポイント”を設定。

③現在の株価がエントリーポイントよりも低ければ即投資、高ければエントリーポイントに達するまでじっと待つ。

⑤一度投資したらそれが優良な企業である限り長期で保有する

というものです。

通常優良企業は割高になっているので、ほとんどの場合はそれらの株価がエントリーポイントに達するまでじっと待っているそうで、エントリーポイントに達さなければ決して投資を行わないのだそうです。


3.所感

アルワリードの投資戦略は何ともウォーレンバフェットと似ていますね。

バフェットやアルワリードのように大きな成功を手にするにはおそらくこの方法が再現性のあるやり方なのだと思います。

ここで得られる教訓はやはり、購入価格へのこだわり。

優良企業かどうかというのはほとんどの人にとってそこまで難しい問題ではないと思います。

例えば今でいえばGAFAMなどは優良企業といえるでしょう。

但しこれらの優良企業に投資しているだけではアルワリードのいう”極上の投資”にはなりません。

なぜなら優良企業というのは大抵の場合既に割高になっているからです。

では優良企業を割安で買える時というのはどのような時か?

それは

①リーマンショックやコロナショックの時のようにマーケット全体が大暴落して、それにつられて優良企業も暴落するような局面

②例えば今の石油企業やリアル店舗メインの小売企業のように、多くの投資家から見向きもされないような業界の中に優良企業を見出して大胆に投資を行っていく

というアプローチになると思います。

おそらく②のほうは、難易度が高く、現実的に考えれば①のアプローチが比較的取り組みやすいのだと思います。

但し、マーケット全体が大暴落するタイミングというのは誰にも分りませんし、その時に備えて大量の現金を積み増して準備をしておくというのは並みの投資家にはなかなかできません。

そこを乗り越えて、大暴落時に大胆に行動できる投資家のみがバフェットやアルワリードの域に達することができるということでしょうか。

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りろんかぶお

※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
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[ 2021/02/09 11:32 ] 14.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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