
1.フードロス問題の現状食べ残し、売れ残りや期限が近いなどさまざまな理由で、まだ食べられる食品が廃棄されるフードロス問題。
FAO(国際連合食糧農業機関)の報告書によると、世界では食料生産量の3分の1に当たる約13億トンの食料が毎年廃棄されています。
日本でも1年間に約612万トン(2017年度推計値)ものフードロスがあり、これは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量。
2.フードロスの原因フードロスの原因には大きく以下二種類があります。
①事業系食品ロス(328万トン)スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど小売店での売れ残りや返品、飲食店での食べ残し、売り物にならない規格外品
内訳は以下。
食品製造業・・121万t
食品卸売業・・16万t
食品小売業・・64万t
外食産業・・・127万t
②家庭系食品ロス(284万トン)家での料理の作り過ぎによる食べ残しや、買ったのに使わずに捨ててしまうこと、料理を作る時の皮のむき過ぎなど
3.フードロスの影響フードロスが多くなると何が問題なのでしょうか?
SDGsの観点でいえば、資源の無駄遣いと環境負荷が挙げられます。
せっかく作った食品を廃棄してしまうわけですから、当然使われた資源、投入された労働やエネルギーが無駄になってしまいます。
これは、貧困により満足に食べ物を得られない人々が世界に多くいる中で、食料資源が有効に活用されていないということを示しているのです。
また、食品を焼却処理する際に排出されるCO2が地球温暖化の要因となる温室効果を助長します。
4.フードロスをビジネスで解決する取組Tabeteつくり手の想いを、最後の1食まで食べ手に届ける。
フードシェアリングアプリTABETEが、
食品ロスを「おいしく」「お得に」解消
tabeloop包装が汚れている食品、賞味期限の問題で食品スーパーなどの店頭にならばない食品、味は問題ないが形が不揃い、傷がついているなどの理由で市場に流通されない食品を販売するためのフードシェアリングプラットフォーム
フードレス救賞味期限切れや賞味期限間近でまだ食べられるのに廃棄するのは「もったいない!」
そんな商品をお値打ちな価格で販売し「製造者の想い と 生活者の暮らしを繋いでゆきたい」をコンセプトにした店舗
5.我々にできることまずは、フードロス問題を知り、問題への意識を高めることだと思います。
そして、これを自分の周囲の人に伝えて少しずつ問題意識をみんなに浸透させていくことが必要です。
フードロス問題を改善していくのは、一人一人の小さな行動の積み上げだと思います。
例えば、買い物で買いすぎない、冷蔵庫の中は整理しておく、レストランで食べきれなかったものは持って帰る、等。
更には、上述したようなフードロス削減をビジネスで解決するようなところを積極的に使っていくことも一案です。
みんなで世の中の非効率を取り除いていきましょう。
応援ボタン↓を押して頂けますと励みになります。
にほんブログ村りろんかぶお
※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
- 関連記事
-
「低年収・子持ち・投資知識ゼロの人がFIREするためにやるべきたった一つのこと」を、31歳でFIREした僕が自身の実体験をもとにnoteにまとめました。
また僕がFIRE計画時に実際に作成した収支計画表(Excel)も添付してます。必要な資産額や何歳でFIREできるかがわかりますので是非ご覧ください。
興味ある方はここをクリック!