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投資とギャンブルを見分けるたった1つのポイント!

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最近、世界各国での大規模な金融緩和も相まって各国で投資ブームが巻き起こっています。

またこれに乗じて投資詐欺なども横行しており、投資に詳しくない人達が被害にあっています。

今回は、投資とギャンブルを見分けるたった1つのポイントを解説します。

1.投資とギャンブルを見分けるたった1つのポイント

結論から述べますとそのポイントは、

「自分が投じた資本によって他の誰かが喜んでくれているか?」

という点です。

他の誰かが喜んでくれているのならそれは投資、
そうでないならそれは投資ではありません。

具体的に見ていきましょう。

2.投資対象の観点

例えば不動産投資。ここでは中古マンション投資をイメージしてみます。

自分の資本で中古マンションを購入し、そこに住みたい人に住居サービスを提供し、お客さんに喜んでもらいその対価として家賃をもらっています。

よってこれは立派な投資です。

次に株式投資。例えばトヨタ自動車への投資をイメージしてみます。

自分がトヨタ自動車に投じた資本によってトヨタは自動車をつくり、自動車を買いたいお客さんに買ってもらい、お客さんに喜んでもらうことでその対価を得ます。

よってこれも立派な投資です。

ちなみに株式投資をよく知っている人からすると

「株式市場で投資をしても、自分が投じたお金はもともと株を持っていた人に移転するだけで、直接会社に届く資本にはならないのでは?」

と疑問に思うかもしれません。

これはまさにその通りです。

但し、株式というのは、企業が資本調達する際に発行されたものであり、いわば会社に資本を投じた証といえるものです。

株式を持っているということは、企業に資本を投じた証を持っているということと同義であり、これはやはり立派な投資といえるでしょう。

つまり投資というのは、自分の投じた資本によって何か商品やサービスをお客さんに提供し、お客さんに喜んでもらった代わりにその対価を得る、という事業活動を伴うものなので、基本的には資本は増えていくものです。


それではFXはどうでしょう?例えばFX口座でドル買いをすることは投資でしょうか?

ドルを購入するために支払った円が、その先の先で誰か喜ばしてますでしょうか?
なかなか喜ぶ人の顔は想像できません。

ドルや円というのは通貨であり、単に商品と商品の交換を仲介するものです。
つまり通貨を交換するということは、商品を購入する手段を交換すること、もっと言えば単に商品を交換しているだけなので、その先に必ずしも事業活動を行うという目的は存在しておらず、これは投資とは言えません。


最近盛り上がっているビットコインも同様に投資とは言えません。

ビットコインはそもそも現時点では通貨の役割もかなり限定的なので、極端なことを言えば、ゲームセンターのコインが数百万円で売買されているのと大差ありません。

仮に今後ビットコインが通貨の役割を果たすようになってきたとしても、通貨の機能を持つこととビットコインの値段が上がるのとは何の相関もありません。(但しビットコインには供給量に制約があるので、通貨としての機能を持った場合の妥当な金額が今より高いかもしれないというのはあるかもですが)

その他にも、金や銀、原油なども単なるモノであり、これらを購入することでその先に誰かを喜ばすような事業活動が存在するわけではないのでこれらも投資とは言えません。

こう考えると、本当の投資と呼べるものは株式、債券、不動産などの伝統的な資産がほとんどということになります。
(当然これらを投資対象とする投資信託やファンドなども投資といえます)


3.投資期間の観点

次に、対象が株式だとしてもデイトレードなどの短期売買は投資と呼べるでしょうか?

結論として、これは投資とは呼べません。

例えば、1000万円の中古マンションを購入して、次の日にその地域に巨大テーマパークができることになったため不動産価格が暴騰し、1500万円でその中古マンションを他の誰かに売却する、というのがデイトレードだと言えます。

この過程で、誰にもサービスは提供していませんし、自分以外の誰にも喜んでもらっていません。

株式市場では常に株価が刻々と変動していますのでついこういったことをやってしまいがちです。

株価が次の日に上がるようなイベントがおこるかどうかは純粋に運なのであくまで勝率は50%です。

投資とは、自分の投じた資本が事業活動に使われ、その事業によって収益が生み出されて初めて投資であり、株であれば株式を保有していること、不動産であれば不動産を保有していることが投資といえるでしょう。

つまり期間という観点で見ると投資とは、「売買」といった行動でなく「保有」している状態をさします。

具体的にどれくらいの期間を持てば投資といえるかについて、明確な基準はないのですが少なくとも数年単位であることは間違いありません。

4.まとめ

日本では「投資=デイトレード=ギャンブル=悪」というイメージが浸透してしまって多くの人が投資を毛嫌いしています。

一方で、正しい投資は世の中を良い方向に後押しするものであり、ものすごくポジティブなものです。

更に、昨今のようにグローバル経済が浸透した世の中、多くの労働が賃金の安い国に委託され、人件費の高い先進国の人々から仕事がなくなっています。

そういった中、先進国の国民には付加価値の高い労働が求められますが、それに加え我々が発展する過程で積み上げてきた富を使って国境をまたいで投資をすればいいと思っています。

我々は、経済発展の過程でたくさん働き多くの余剰(富)を蓄えてきました。

その余剰を世界のイケてる企業に、正しく投資できれば日本はもっと幸せになるのではと思います。

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りろんかぶお

※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。





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[ 2021/01/26 12:05 ] 14.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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