
以下の記事で、著者が実践したセミリタイアまでの具体的なステップを紹介しました。
僕が実践したセミリタイアまでの具体的なステップ重要なポイントとして紹介させて頂いたのが、サラリーマンが資産収入だけで生きていくためには、セミリタイアを達成するまでの過程でもセミリタイア達成後も、とにかくお金を極力使わない生活スタイルが求められます。
するとこんな意見が出てきます。
「経済的自由を達成するのはいいけど、毎日そんな質素に暮らしていては幸せな人生送れないのでは?」
「幸せを手に入れるためにセミリタイアするのに、そんな質素な生活しか送れないのであれば本末転倒では?」
確かに価値観によってはおっしゃる通り。
マイホームが欲しい、
かっこいい車に乗りたい、
かっこいい時計をつけたい、
おいしいご飯が食べたい、
海外旅行にもたくさん行きたい、
等、こういうことに幸福を求める人は、質素なセミリタイア生活を手に入れても絶望するだけです。(ちなみにこういう価値観を否定しているわけではありません)
それでは、質素倹約を求められるセミリタイアを目指しても結局幸せな人生を手に入れることはできないのでしょうか?
個人的にはできると思います。
そして、そのために決定的に必要なのは、「お金をかけずに自分を幸せにする方法」を知っていることです。
まず幸せとは何か?生物学的に言うと、「幸せ」とは体内で幸福ホルモンが分泌され様々な電気信号が飛び交うことです。
そしてこれらのホルモン分泌や電気信号は、いわば異常な状態でもあるので、時間の経過とともに弱まっていきます。
つまり「幸せ」とは一時的な感情であり、長く続くような「状態」ではないことをまず理解する必要があります。
なので、どんなに幸せな環境に身を置いても、「幸せ」という感情はすぐにどこかへいってしまいますので、「幸せ」を過剰に追い求めすぎること自体が自分を不幸にしてしまうことに気づく必要があるのです。
幸せを感じるためには?とは言え、豊かな人生というのは人生を「幸せ」で満たしていくことだと思うので、「幸せ」というのは一時の感情であるというのを理解した上で、やはり定期的に「幸せ」を感じたいものです。
そこで、自分にとってどのような刺激を加えると幸福ホルモンが分泌されやすいのかを知っているととても楽になります。
幸福ホルモンを分泌するための代表的な手段として「自己承認欲求を満たす」というものがあります。
「かっこいい車に乗りたい」や「かっこいい時計をつけたい」といった感情は、実は高級なものを身に着けることで自分の社会的ステータスが高いことを周囲に知らしめたい、周囲の人にすごいと思ってもらいたい、といった感情が隠れています。
また、年を取るにつれて、幸福ホルモンを分泌するための手段が次第に「おいしいものを食べること」にシフトしていく人が多いです。
確かに年を取ると、量を食べれなくなるので質にフォーカスしたくなる、更には人生経験が長くなると生活の中での刺激が少なくなってるのでその刺激を食事に求めたくなるものです。
ワインはその最たるもので、産地や生産年などによって微妙に味が異なり、安いモノから高いものまであり、味以外で楽しめる要素がたくさんあるので、年を取るとみんなワインが好きになります。
ワインが作られたバックグラウンドにも思いを巡らせながら、味を楽しむというのは、かなり幸福ホルモンが分泌されるものです。
幸せを得るのに本当にお金は必要?こう見てみると幸せを得るためには、多額のお金が必要に見えます。
しかし、実際には幸せを得るためにはほとんどお金は必要ありません。
上の例では、自己承認欲求を満たす手段として、高い買い物をしているわけです。
しかし、自己承認欲求を満たすことが目的であれば実は高い買い物をする必要ありません。
例えば、友達とおしゃべりしている中でも自己承認欲求を満たすことはできます。
これには費用が掛かりません。
また、上の例ではおいしいモノを食べるためには高級レストランに行く必要があるように見えます。
しかし、「おいしい」という感覚を得るためには、高いお金を払う必要はありません。
というのも「金額が高い」のと「絶対的なおいしさ」は近年そこまでリンクしていないからです。
確かに、おいしいものは需要が多いので金額が高くなりがちです。
ただ、近年の技術の発達でおいしい食材を大量生産できるようになってもいるので、大きい需要を満たすことが容易になり価格は上がらず、おいしいモノを安く手に入れることができる世の中になっているのです。
例えば、スーパーで売っている冷凍食品も冷凍技術の向上で、最近はめちゃめちゃおいしいです。
また、ご飯をおいしく食べるための最大のスパイスの一つは空腹です。
現代人は一日三食が普通になってしまい常におなかが満たされている状態なので、なかなか「おいしい」という感覚を得ることが難しくなってきていますが、しっかり健康的に空腹の状態を作ればそのあとに食べるのが真っ白なご飯だとしても最高においしいはずです。
(自分は健康に良いといわれるプチ断食(一日二食として、16時間は何も食べない時間をつくること)を実践してますが、そのあとに食べる納豆ご飯は最高においしいです。)
STOP
このように、実は「幸せ」を感じるためにはお金はほとんど必要ないのです。
幸せなセミリタイア生活を達成するためには、お金をかけずに自分を幸せにする方法さえ知っておけば十分に豊かな人生を送れると思います。
以上
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