<バイオンテック・ファイザー連合のコロナワクチンで90%の有効性を確認>※以下はファイザープレスリリースの概略
・第三相臨床試験中の新型コロナワクチンについて、有効性に関する中間評価を実施。結果、90%の有効性を確認。中間評価では、臨床試験対象者の内、新型コロナを発症した94人を分析。
・臨床試験参加者は43,538人で、その内42%は米国外出身。現時点では、ワクチンの安全性に関する重要な懸念はなし。
・FDAへの緊急使用許可申請は、安全性に関する十分なデータが集まる11月第三週を想定。
・臨床試験自体は、発症患者数が164人に達した時点で最終評価を行う予定。
・2020年内には5000万本、2021年には13億本のワクチンが用意できる予定。
<コメント>
・有効性90%の意味は以下の通り。
・第三相臨床試験では、被験者を二つに分けて、一方には開発中のワクチンを投与、もう一方にはプラセボ(偽薬)を投与。
・そして、両者の発症率を比較し、プラセボ投与者の発症率を1として、ワクチン投与者の発症率を何%減らすことができたかを表すのが「有効性」の意味。
・有効性90%とは、仮にプラセボ投与者の発症率が5%だったのに対して、ワクチン投与者の発症率が5%×(1-90%)=0.5%に抑えられたことを意味します。
・わざわざプラセボを投与する理由は次の通り。一般的に人間は、自分が投与されているワクチンは効き目があると思い込むことで、病気の症状が改善することがあります。よって、臨床試験ではそのようなメンタル面での条件をワクチン接種者と非接種者でそろえて、純粋なワクチンの効き目のみを評価できるようにしているのです。
以上
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