
正直、現在の先進国はもう経済成長を目指さなくていいと思います。
経済成長、つまりGDPの成長を目指すということは、世の中にもっと多くのモノやサービスを生み出すことと同義であり、モノを生産するには必ず、地球上の限りある自然資源を使います。
地球にある自然資源を加工して、モノを生産し、それを消費し、ごみとして捨てる。
このサイクルを続けていれば、当然いつか資源がなくなります。
そして、18世紀後半の産業革命以降、人類は信じられないスピードでこのサイクルを加速度的に回転させてきました。

もっともっとリサイクルや再生可能エネルギーが普及していくといいのですが、今の消費のペースには全く追いつけておらず、今のように経済成長を追い求め続けていれば、あと1000年後に果たして人類が生きていられるのか、微妙なところだと思います。
資源を食いつぶす資本主義をほったらかしにしていると近い将来に資源が枯渇することは明らかです。
自分の生きているうちは大丈夫だから関係ないと思う人も多いかもしれませんが、我々の子孫の生活を奪う権利は我々にはないはずで、一人一人が真剣にこの問題について考えるべきだと思います。
現在、普通に生きていると、あらゆるところで消費を促されます。
今の先進国では、ある程度便利になりきってしまっているので、ここからさらに経済成長を目指すには、
「なくても困らないけど、あると便利」
みたいな商品をどんどん増やしていく必要があります。
でも、なくて困らないのに、ほんとにそれを買う必要あるでしょうか?
車も休日しか乗らないならレンタカーやカーシェアでよくないでしょうか?
洋服だって、そんなに何着も持っている必要ありますでしょうか?
バッグだって靴だって一つあればいいし、もはや時計はいらないですよね??
たいしておなかもすいてないのにお菓子をほおばることに意味があるでしょうか?
気持ち悪くなるほどお酒いっぱい飲んで意味あるんでしょうか?
人間の欲望というのは際限がないです。
気が付かないうちに、我々は必要以上にモノを消費しています。
この”必要以上”の部分を一つ一つやめていくことで、我々の子孫の将来を守ることができると思います。
以上
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