
今まで怒涛の勢いで上昇してきたハイテク銘柄が高値圏でもみ合いを続ける中、
そろそろコロナ禍で最もやれていた銘柄に目を向けてもいい時期かもしれません。
なぜ今か?
それは以下三つの理由があります。
①雇用統計などに見る景気の回復が鮮明になってきた。
②10月以降、ワクチンの臨床試験結果が見えてくる。
③最も悲観されている業界にこそ、最も大きなチャンスがある。
さて、それでは、コロナによって今一番やれている業界とはどこか?
航空会社、石油会社、銀行、飲食店、etc
今回はその中でも石油会社について考察してみます。
<石油会社の現状>石油企業の株価は大きく低迷しています。
S&P 500 Energy Sector Index

この原因は、コロナにより人々が移動しなくなったために、石油需要が落ちて原油価格が暴落したためです。
WTI原油先物価格

世界を代表するエクソンモービル、シェブロン、ロイヤルダッチシェルなどの石油企業の業績回復のドライバーは原油価格の回復にかかっています。
では、原油価格が元に戻るためには何が必要なのでしょうか?
原油価格は需給に大きく左右されるため、落ち込んだ需要が戻ってくれば原油価格も定常状態に戻ってきます。
2019年の平均原油需要が日量約1億バレルだったのに対し、2020年2Qは15%下落し、日量8500万バレルまで減少。
但し、2020年8月時点の需要は日量9400万バレルまで回復。
既に需要はかなり回復してきています。
更に、米国エネルギー情報局によると、今後順調に石油需要は回復していき、2021年3Qには日量約1億バレルを回復する見通し。

つまり原油需要は、現在既に回復局面にあり、将来に関しても明るい見通しが見えてきているものの、株式市場の資金がハイテク銘柄に一極集中していたため、石油企業は割安に放置されたままです。
絶好の買い場の可能性ありです。
以上
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