バフェット部 セミリタイアした東大卒元商社マンの米国株情報サイト

M&Aを手掛けた東大卒元商社マン(証券アナリスト資格有、現在はセミリタイアし専業投資家)が主に米国株の理論株価を全力分析!

バフェットがウェルズファーゴを大量売却した理由

誠実な経営者ロゴ


<バフェットがウェルズファーゴを約2700憶円ほど売却>

・バフェット率いるバークシャーハサウェイの9月4日付SEC提出資料によると、同社は2020年7月以降に保有していたウェルズファーゴ株を約1億株(時価で約2700億円)売却していたことが判明。

・バークシャーの現時点でのウェルズファーゴ株保有は同社全体の3.3%まで減少し、現在は1.36憶株保有、時価で約3600億円となった。

・ウェルズファーゴは2016年に、顧客の承諾手続きを経ずに銀行口座を開設したり、クレジットカードを発行したりする不正営業の横行が発覚しており、2020年2月に米司法省とSECに制裁金として総額30億ドルを支払うことで合意していた。

<りろんかぶおコメント>

・バフェットはウェルズファーゴを1991年から買い始め、その後も買い増し続けてきていました。

バフェット歴代ポートフォリオ

・リーマンショック直後にも大量に購入し、保有時価は最大で3兆円以上となり、2012年~2017年はバークシャーの有価証券ポートフォリオで保有時価トップに君臨していました。

・バフェットもウェルズファーゴは永久保有銘柄と認定していたので、コカ・コーラやアメリカンエクスプレスなどと並んでバフェット銘柄の代表格でした。

・そんなウェルズファーゴですが、バークシャーは2019年第三四半期から大量売却を進めていたことを考えれば、バフェットがウェルズファーゴを手放すと判断したのはコロナの影響ではないように思います。(保有数が莫大すぎて分散売却していたところへコロナショックが来てしまった)

・おそらく、理由は2016年の不正営業により顧客の信頼を失ったことで、永久保有できるビジネスではなくなったと判断したように思えます。

・バフェットはコロナ以降、ウェルズファーゴのみならず、JPモルガンやPNCファイナンシャルなどの銀行株を大量に売却する一方、7月に入ってからは同じ銀行株であるバンクオブアメリカを大量に買い増しております。

・これらの理由についてバフェット自身のコメントはありませんが、銀行株に一貫して悲観的であるわけではないということは確かです。著者の意見としても、銀行というのは資本主義には欠かせない役割を担っているので銀行の機能がなくなることはないのでその点は安心しています。

・バンクオブアメリカは2017年頃から大量に買い漁っており、バークシャーにとってウェルズファーゴの代わりになる存在になるのかもしれません。その一方で、これまでのバフェットのスタイルを考えればウェルズファーゴは完全売却される運命にあると思います。

以上

りろんかぶお

その他の人気記事はこちら↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
関連記事


[ 2020/09/08 11:54 ] 12.バフェット関連その他 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


プロフィール詳細はこちら

PR
株式投資本の王道






















米国株人気ブログ紹介
ブログランキング
その他人気ブログはこちら