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AIが知的労働者を奴隷化する時代がもうそこまで来ている

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近年のAIの急激な発達により、AIが知的労働者を奴隷化する時代がもうそこまで来ています。

なぜそんなことが言えるのか?

それは歴史を見ればわかることです。

<18世紀後半以降の機械化の歴史>

18世紀半ばごろに始まった産業革命以降、人間からは独立した動力を持つ「機械」が進化していきました。

これにより生産活動に革命がもたらされ、生産性は劇的に向上しました。

一方、生産活動の主体は肉体労働者から機械へ。

資本論の著者であるマルクスの言葉を借りれば、労働者が道具を使いこなして生産活動を行う時代から、労働者が機械に使われる「生ける付属品」に変化していってしまったのです。

生産性の向上により資本家が恩恵を受けたのと引き換えに、労働者は機械的な作業を果てしなく反復することがもたらす悲惨な単調さに苦しむことになってしまったのです。

つまり、機械によって労働者は苦しい肉体労働から解放されたわけではなく、労働の内容が奪われてしまい、労働者の労働意欲を奪ってしまうという重大な結果を招いてしまったのです。

<20世紀後半以降の知的労働の歴史>

その後、20世紀後半から21世紀にかけて、急速なグローバル化を背景として、人件費が高くなり製造業の国際競争力が失われてしまった先進国は、「モノ」を生産するのではなく、生産プロセスなどを改善する「サービス」を提供するようにシフトしていきました。

ITなどはこの代表例です。

これらはいわゆる「知的労働」と呼ばれ、付加価値の高い仕事として、先進国の多くの人がこの知的労働に従事するようになっていき、労働者はかつて機械に奪われてしまった労働意欲を取り戻したかに見えました。

<21世紀のAIの登場>

しかし資本主義のあくなき利益追求欲求は、この知的労働まで機械化しようとしているのです。

現在、AmazonやMicrosoftが提供するクラウドにより、会社の業務の多くがシステム化し、多くの事務作業から解放されるようになりました。

現在の株式市場における売買の大半はコンピューターによって行われております。

GoogleやFacebookの広告は、AIがWeb利用者それぞれの興味に合わせてピンポイントで広告を出してくれます。


このように、AIの急速な発達により、AIが知的労働者の仕事を奪い始めているのです。

そして、かつて肉体労働者が機械に仕事の内容を奪われてしまったように、知的労働者もAIに仕事の内容を奪われてしまい、単なるAIの付属品に成り下がってしまう未来がすぐそこまで来ています。

<我々はどうすればよいのか?>

ではどうすればいいのか?

それは、労働を確保するためにAIを駆逐するのではなく、人間はみな資本家になればいいのです。

資本主義社会において、モノとサービスの生産活動は「資本」と「労働」によって行われます。

今、この労働が機械にとってかわられ、AIにとって代わられようとしているのですから、人間が「労働」を提供しなくても生産活動が行われるようになっているのです。

一方、「資本」を提供する資本家というのは、利益追求欲求によって突き動かされる主体ですから、人間に特有の「欲望」を持たない機械やAIにとってかわられることはありません。

こういうことからも、今後はみなが資本主義のシステムを理解し、資本家としてもっと自分の好きなことに注力していく社会になると思われるのです。

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
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[ 2020/09/02 11:30 ] 15. セミリタイア | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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