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新型コロナワクチン最新ニュース・開発状況まとめ(2020年10月15日更新)

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出典:https://answers.ten-navi.com/pharmanews/16470/

<新型コロナワクチン>

1. 最新ニュース

・ロシアVector Instituteが開発中の新型コロナワクチンが10月14日付で条件付き承認を取得。フェーズ2以前のデータは公表されておらず、フェーズ3はこれから実施予定とのステータス。(10月14日付)

・ジョンソンエンドジョンソンが開発中の新型コロナワクチンは現在フェーズ3臨床試験中だが、ワクチン投与者に原因不明の症状が出たことを理由に現在治験を一時的に中断中。(10月12日付)

2. 開発状況(2020年10月15日時点)
※臨床試験段階の企業のみ

フェーズ製薬会社種類特記事項
条件付
承認
中国カンシノ・バイオロジクス
中国軍事科学院研究所
ウイルスベクター中国にて軍人向限定承認済
サウジでもフェーズ3実施予定。他国とも交渉中
ロシアGamaleya Research Instituteアデノウイルスフェーズ3の結果次第で承認すると発表
10月に実用化予定
ロシアVector Institute10月14日に承認。フェーズ3は未実施で随時実施予定
武漢生物製品研究所
中国Sinopharm
不活化ワクチンUAEにて医療従事者限定使用に関して承認。
ペルー、モロッコでフェーズ3実施中
北京生物製品研究所
中国Sinopharm
不活化ワクチンUAEにて医療従事者限定使用に関して承認。
アルゼンチンでフェーズ3実施中
中国̪シノバック不活化ワクチン7月に中国政府から緊急承認取得。
ブラジル、インドネシア、トルコでもフェーズ3実施中
フェーズ
3
米モデルナmRNAFDA承認を条件に米政府から
$1.525bilで1憶本のワクチンを受注
独バイオンテック
米ファイザー
mRNAFDA承認を条件に米政府から$1.95bilで1憶本の
ワクチンを受注。日本も、承認を条件に1.2億本発注
米Johnson & Johnson
米Beth Israel Deaconess Medical Center
非複製的
ウイルスベクター
承認を条件に米政府から$1bilで1憶本のワクチンを受注
副作用の可能性を理由に治験を一時中断中
英オックスフォード大学
英アストラゼネカ
ウイルスベクター承認を条件にEUから4億本のワクチンを受注。
米国では副作用の可能性を理由に治験を一時中断中
米ノヴァバックス組換えタンパク米政府が$1.6 bil援助
2021年1Qの実用化目指す
豪マードック子供研究所BCGワクチン既存のBCGワクチンの有効性確認中
フェーズ
2
英インペリアル大
モーニングサイド
RNA6月15日にフェーズ1/2を開始
印Zydus CadilaDNA
独CureVacmRNA8月にフェーズ2を開始
アンジェス / 大阪市立大学
タカラバイオ
DNA
Arcturus Therapeutics
星Duke-NUS Medical School
mRNA7月21日、シンガポール政府は
フェーズ1/2への移行を許可
中国Anhui Zhifei Longcom
中国医学生物学研究所
組換えタンパク
キューバFinlay Vaccine Institute8/24に開始し来年1/11完了、結果は2月に判明予定
仏Sanofi
英グラクソスミス
ウイルスタンパク9月にフェーズ1/2開始
米国と1億本、EUと3億本、カナダと72百万本を合意済
英SpyBiotech
(オックスフォード大からスピンオフ)
9月にオーストラリアでフェーズ1/2開始
中国医学生物学研究所不活化ワクチン6月にフェーズ2開始
印Bharat Biotech / インド医学研究所
インド国立ウイルス研究所
不活化ワクチン
ロシアChumakov Center不活化ワクチンフェーズ2を10月19日から開始と発表

3. 米国ワープスピード計画

 「ワープ・スピード計画」は新型コロナウイルスのワクチン開発・生産・供給を加速させることを目標とした官民連携プロジェクトです。

2021年1月までに安全で有効なワクチンを確保することを目標とし、今年11月までに1億回分、12月までに2億回分、来年1月までには3億回分のワクチン供給を目指すもの。

そのための予算として既に米政府は約100億ドル(約1兆700億円)を確保済み。

採用企業は以下の通り。

モデルナ
オックスフォード大学/アストラゼネカ
ジョンソン・エンド・ジョンソン
メルク
ファイザー/バイオンテック
ヴァックスアート
イノヴィオ
ノヴァバックス



4. ワクチン開発プロセス

※必要年数は従来の不活化ワクチンの場合。

① 基礎研究(2~3年)
薬の候補となる新規物資の発見と創製

② 非臨床試験(3~5年)
動物にワクチンを投与し、有効性と安全性の確認

③ 臨床試験(3~7年)
人を対象とした有効性と安全性の確認

・フェーズ1:少数の健康な人を対象に有効性と安全性を確認
・フェーズ2:数百人規模の人を、子供から高齢者にグループ分けし、有効性と安全性を確認
・フェーズ3:数千人規模の人を対象に安全性と有効性を偽薬投与者と比較

④ 承認申請と審査(1年)
厚生労働省への承認申請と専門家による審査


これらのステップを経て最終的に承認を得たワクチンが、世の中に販売されるわけですが、これらの過程でかかる年月は一般的に9年~17年程といわれております。(不活化ワクチンの場合)

現在では、DNAワクチン、mRNAワクチンなどの新しい手法も登場しており、開発年数が急速に短縮されています。

mRNAワクチンとは?

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。

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プロフィール

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Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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