
<2020年7月29日FOMC 4つのポイント>1.金利は当面据え置き(0~0.25%)
2.資産購入ペースは現状維持、その他貸付プログラムも少なくとも今年末までの継続を決定
3.6月中旬以降新規コロナ感染者は再び急増。その結果、消費は再び落ち込み、雇用増加ペースも鈍化
4.今回の景気停滞は我々の人生史上最も酷く、FRBによる金融政策のみならず政府による財政政策も重要
<著者コメント>・S&P500が年初来の水準を既に回復しているのとは対照的に、FRBとしては新型コロナが経済につけた傷跡はかなり深い上に、回復にはまだ時間がかかるとの見解であったことが印象的。
・パウエル議長は、人々が経済活動を行う上で自身の安全に自信を持てるまでは経済も回復しないだろうと述べており、やはりキーはワクチンの量産であることを再確認。
・FRBによる資産購入ペースは現状維持と言っているものの、以下FRBバランスシート推移をみると6月中旬以降徐々にではあるが減少傾向。株式や金価格などの資産価格が暴騰しており、資金供給は既に十分であると判断し、さらなる資金供給は抑制気味ということか。
<FRBバランスシート推移>
出典:FRB
※単位は百万ドル(7M百万ドルは100円/ドル換算で700兆円)
以上
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