
今回のコロナショックによって、今後の人々の生活がどのように変わるかということを考えておくのは、長期投資する上でも必要となってきます。
アフターコロナの世界では、外出や人との接触が制限された現在の生活の中で、「意外とこういう形でもなんとかなる」と思えたやり方が定着し、またそれによって変わった価値観を基に、その他周辺の行動も変わってくるのではと思います。
その一方で、制限された生活の中で改めて再認識された価値観もあると思います。
ここでは、人々の生活を「仕事・学校」、「衣食住(生活するのに必須の行動)」、「プライベート(余暇や楽しみのための時間)」、の三つに分けて、コロナによって価値観がどのように変わり、コロナ後にどのような世界になるのかを考察していきます。
1. 仕事・学校① コロナ下で強いられた行動 テレワーク
ビデオ会議
オンラインセミナー
オンライン授業
② 価値観の変化 その場に行かなくていい
⇒オンライン上でコミュニケーションをとりながらでも、意外と仕事はできると実感した方が多く、そもそも「会社に行く必要がない」ということを多くの方が発見したといえます。
③ アフターコロナ世界の大きな流れ 「コロナ下で強いられた行動」の定着
テレワーク定着により以下の変化が
⇒地方移住の増加(通勤不要となり職場近辺に住む必要がない)
⇒成果主義化、中間管理職の減少(業務過程が見えづらく「頑張り」に対する評価が難しくなるため。成果主義となれば管理者は必要最低限に)
⇒オフィス需要の減少
⇒正社員から非正社員化へ、内製(自前主義)から外注(アウトソーシング)へ(雇用維持の難しさに直面したことから)
ビデオ会議定着により以下の変化が
⇒国内外出張の減少
⇒都市化需要の減少(企業同士が一つの場所に集まっている必要性がなくなる)
2. 衣食住 (生活するのに必須の行動)① コロナ下で強いられた行動 オンラインショッピング
キャッシュレス
出前(ウーバーイーツ、出前館等)
② 価値観の変化 行動を必要最小限にすることでの効率化
⇒衣食住生活のオンライン化は、最初の登録作業が普及を妨げる一番のハードルだが、今回のコロナ騒動で多くの人がそのハードルを飛び越えた。
③ アフターコロナ世界の大きな流れ 「コロナ下で強いられた行動」の定着
家で食事をする需要が増える為、料理の手間を削減するために、冷凍食品、冷凍弁当の需要が増える
食事をすることのみが目的の外食の減少(家で食事を済ました方が圧倒的に安いことへの気づきから)。家では味わえない料理、雰囲気を体験できる店のみが生き残る。
家の内装へのこだわり(家具等)
3. プライベート(余暇や楽しみのための時間)① コロナ下で強いられた行動 人との接触回避(自宅で過ごすこと)
オンライン飲み会
② 変わる価値観 リアルで人とつながることの重要性の再認識
⇒多くの人が自宅で過ごすことを強いられたことで強く孤独を感じ、他の人とつながることへの欲求が強まり、また、多くの人がオンライン飲み会などをするものの、何か物足りなさを感じ、同じ空間でしか共有できない「何か」がある、ということを再発見したのではと思います。
③ アフターコロナ世界の大きな流れ
リアルの飲み会は引き続き一定の需要が
結婚の増加(外出規制で一人暮らしの人が孤独を強く感じたため)
地元コミュニティ参加の増加(多くの人が孤独を実感し、リアルのコミュニティへの需要が増す)
以上
りろんかぶお
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