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M&Aを手掛けた東大卒元商社マン(証券アナリスト資格有、現在はセミリタイアし専業投資家)が主に米国株の理論株価を全力分析!

コロナショックの状況下、自分はどのような投資をしたいか?

投資方針

出典:幻冬舎

1. 投資方針

自分が投資をやる目的は、「資本市場を通じて世の中に貢献できるようなことがしたい」というのものです。

自分が応援したい企業に資本を提供し(流通市場で株式を購入することは直接的な資本提供にはなりませんが、資本を提供した証を手に入れることであり間接的な資本提供だと考えています)、その資本を元手に企業がビジネスを展開し世の中に貢献していくことを自分も一緒に体感したいというもの。

という意味では、現在のように、企業のファンダメンタルズに基づかず、パニック的に株価が大暴落している時こそ、自分が消費者としても大好きで、現時点で確信をもって一生応援したいと思える企業に応援投資をするべきと考えています。

一方、このような暴落相場で改めて学んだことは配当の重要性です。

本来投資のリターンは、「株価の値上がり+配当」なので、配当だけを重視しすぎるのはナンセンスです。

但し、このような暴落時に自分がある程度平静を保てているのは、自分の投資先はそのほとんどが連続増配企業であり、株価が下がっても、しっかり配当を出してくれるだろうという信頼があるからです。

仮に、株価が元の水準に戻るまでに5年かかるとしても、その間に配当がもらえるので株価の回復をゆっくり待っていられます。

現在の暴落相場における人間の心理として、「もし今日が底値で明日から爆上げしてしまったらどうしよう、今買っておかなくていいのか?」ということを思うのが普通だと思います(自分自身もそうです)。

但し、こう思ってしまうのはやはり株価の変動で利益を狙おうという魂胆があるからで、仮にうまくいったとしても、将来再び来るであろう暴落相場で「今売っておかなくていいか?」という風に思ってしまうのは目に見えており、本来自分がやりたい投資(資本市場を通じて世の中に貢献する)からはかけ離れてしまいます。

このように考えると、自分がしっかりと自身の投資理念に基づいて投資を行っていくには、どのようなことが起こっても一生安心して持っていられる企業というのが重要で、特に以下の2点がキーワードであり、できれば両方を満たしているのが好ましいと考えています。

・自分が消費者としても大好きな企業(マイクロソフト、グーグル、ナイキ、VISA)

・安定したビジネスモデルを持ち、安定して配当を出す企業(J&J、3M、ディズニー等。ボーイングは少し調べてみようと思います)

2. 投資余力の問題

現在、自分の保有銘柄のうちで最も大好きな企業であるP&Gは、NYダウやS&P500等の指数と比較して下げ幅がかなり小さいです。

本来であればこのような下げ相場の時に、P&Gのような一生安心して持っていられる企業に投資をしていきたいと思います。

但し、この暴落相場始まる時点において幸いにも割と多くの現金を持っていましたが、2月後半から現在までの下げ相場で積極的に買い向かっていったため、生活費数年分のためにとっておいている現金を除くと投資余力がなくなりつつあります。(振り返ってみれば投資理念から踏み外した投資もしてしまっておりそこは反省)

その過程で、投資余力を増やす為にあまり下げていないP&Gを少し売って現金化しました。

というのも、自分のポートフォリオの中のあまり気に入っていない銘柄は、指数と同程度下げている為、これを売って現金化して自分の好きな銘柄に入れ換えることは、結局は安値で買えていることにはならないからです。(30%下落したA株を売って、同じように30%下落したB株を買っても、どちらの株も全く下落していない状況下で買い替えるのと変わらない)

つまり、相場全体と比較してほとんど下げていないP&Gを現金化して、相場と同程度下げている企業に投資することで、初めて本当の意味で安値で買えたことになるのです。

問題は、今後さらに投資していくために、この大好きな銘柄をもう少し売ることは、本来自分のやりたいことなのか?

確かにP&Gの現在の株価水準は正直少し割高だとは思っています(実際に半年以上ほとんど株価は頭打ちの状況)。

応援投資という意味では、応援の必要のないP&Gを一部手放し、応援の必要な企業に回していくというのは、ある程度の筋が通るのではないかと思っています。

但し、P&Gは一生手放さないと決めていた企業でもあるので葛藤はありますが、必要な時には少しずつ投資余力の補充をしていこうと思います。(今のところまだ大丈夫ですが)

3. どの水準で投資を行うか?

毎日、乱高下を繰り返しながらも、急速に下げてきている状況下、どのような水準で投資していくべきか?

一つは、本サイトのTOPページに掲載している、自身で計算した理論株価を一つの指標としています。

一方、この理論株価はDiscounted Cash Flow (DCF)法で計算したもので、マイクロソフト、グーグル、ナイキ、VISAのようなまだまだ成長が見込めるような企業のバリュエーション方法としては適していないというのも事実です。(適切な成長率を設定することが困難な為)

ではこのような企業群は何を指標とするべきか?

これは、意見が分かれるところですが、自分としては予想EPSに対するPERを見ていこうと思っています。

実は、マイクロソフト、グーグル、ナイキ、VISAは、高値から30%前後下落しているものの、未だに予想PERは20倍をこえている状況です。

自分の心理としては、昔から「大暴落相場で絶対に投資したい企業」として、リストアップしていた企業群なので、毎日のように「今投資しないと一生買うチャンスを逃すのではないか?」という不安との葛藤があります。

しかしここでもやはり自分の投資理念に立ち返ってみたいと思います。

自分のやりたいことは、資本市場を通じて世の中に貢献したい、ということなので、このようなパニック相場においては、不当に過小評価された企業に応援の投資をしたいというもののはず。

更に、一生安心して持っていられるという観点でいっても、やはり適正な価格で買うべきと思っています。

実際のところ、このような成長企業に関して言うと、適正なPER水準というのは誰にも分らないことですが、自分の中ではこのような成長株でもPER20倍を目途にしたい(例えばナイキなどは、消費者マインドの冷え込みで業績が思うように回復しない可能性はある)という思いがあるので、やはりそこを目途にすべきではないかと考えました。

自分の思っている水準まで下がらないのであれば、そもそも応援の買いを入れる必要がないということでもあり、今回は縁がなかったと割り切るしかないと思うようにします。(本当は買いたいけど。。)

4. まとめ

現在のようなパニック相場では、自分の中でいろんな思いが錯綜したりしますが(自分の場合は「今買っておかなくて大丈夫か?」というもの)、こういう時こそ、「自分はなんで投資をしているのか」という自身の投資理念に立ち返ることが重要だなと感じました。

自分の場合は、あまり「稼ぎたい」と思わずに、「投資家として世の中に貢献したい」という思いを忘れずに投資していきたいと思います。

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
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[ 2020/03/19 11:30 ] 13.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【生年】:1987年
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:現在はセミリタイアし専業投資家。元総合商社勤務(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:資本を通じて社会に貢献すること


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