こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!
最近、世界一の投資家ウォーレンバフェットの伝記本である「スノーボール ウォーレンバフェット伝」をようやく読破しましたので書評を書かせいただきます。
アリス シュローダー 日本経済新聞出版社 2009-11-20
アリス シュローダー 日本経済新聞出版社 2009-11-20
1. 著者:アリス・シュローダー
ウォール街の金融機関各社で15年間にわたり株式調査に携わり、モルガン・スタンレーにマネジング・ディレクターとして入社。
《インスティチューショナル・インベスター》誌から2001年と2002年の2年連続で№1アナリストに選出。
アナリストとしてバークシャー・ハザウェイを担当したときにバフェットとの知己を得、本書執筆を提案され、以来5年の歳月と250人に及ぶインタビューをもとにこの本を書き上げた。
2. 内容
バフェットの生い立ちから、学生時代に何を考え過ごしたか、株式投資との出会い、師であるベンジャミングレアムとの出会い、ファンドマネジャーとしての道を歩み始めた経緯、チャーリーマンガーとの出会い、バークシャーハサウェイ買収の舞台裏、ソロモン・ブラザーズ救済の舞台裏、コカ・コーラ/アメックスの大量購入秘話、家族との関係、ビルゲイツとの関係等、まさにウォーレンバフェットのこれまでの歩みを余すことなく全て盛り込んだ作品。
3. 感想
・バフェットの人生をここまで詳細に描いた伝記というのは今後も出てこないのではないかと思わせる程、それぞれの時代をバフェットがどのように生きていたか、どのように考えていたかが詳細に綴られた伝記本です。
・バフェットもマンガーも若い頃は、自立するためにとにかく早くお金持ちになりたいと思っていたそうです。自立すれば自分の好きなことに好きなだけ打ち込める上に、自分の好きな人とだけ仕事をできるからだったそうです。多くの株式投資ブロガーも経済的自立を目指して取り組んでいますが、そういう意味ではバフェットやマンガーも若い頃は同じような感覚だったのかもしれません。
・バフェットは「素晴らしい企業を割安価格で購入し超長期で保有し続ける」といったとてもシンプルな投資方針でこれまで莫大な資産を築いてきましたが、若い頃のバフェットはシケモク投資(純資産よりも時価総額が低い銘柄などへの投資)を主体としており、とても「素晴らしい企業への投資」とは程遠いものでした。この本ではバフェットの現在の投資哲学がどのように形成されていき、その時々でバフェットが何を考えたかを知れるという意味で、投資家としてとても勉強になる本です。
・バフェットはここまで成功できた理由を、自分の好きなことを早いうちに見つけ、それだけに熱心に取り組んできたからだといっております。また人生における幸せとは、自分が大好きな人達に自分がどれだけ愛されているかで決まるとも述べております。最高な人生を送るにはこれに尽きるのではないかと思わせる感が方です。
一つの道を究めた男の人生訓をふんだんに盛り込んだ本でもあり、投資に興味がない方にもおすすめできる一冊だと思います!
アリス シュローダー 日本経済新聞出版社 2009-11-20
アリス シュローダー 日本経済新聞出版社 2009-11-20
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りろんかぶお
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