<日米の消費者物価指数推移>
2016年現在(1980年を100とした時)
米国: 294
日本: 136
出典:
米国 https://fred.stlouisfed.org/series/CPILFESL
日本 http://www.stat.go.jp/data/cpi/
消費者物価指数(CPI)は、国民が購入する物・サービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。
但し、「食料」は天候要因で値動きが激しいこと、「エネルギー」(ガソリン、電気代等)は原油価格の影響を直接受けることから、
これらの一時的な要因や外部要因を除いた
「食料及びエネルギーを除くCPI」が消費者物価の基調を把握する上で有用とされています。
通常、物価の安定と、金利の適正水準確保の二つを理由として、
物価は緩やかに上昇するのが良いとされており、国際的には
インフレ率2%が適正水準とされております。
また、物価は経済規模・成長を図るGDPに直接的にかかわってきますので、
物価が緩やかに上昇することで経済も緩やかに成長していくことが望めます。
上図を見ると、米国はお手本のように物価が緩やかに上昇しておりますね。
基準年に設定した1980年が100とすると2016年には
294となっており、
平均すると
3.0%/年上昇していることになります。
一方、日本では1990年代後半以降は停滞或いは減少しており、いわゆるデフレ期が続いておりますね。
2016年には
136にしかなっておらず、平均すると
0.9%/年です。。
日本ではバブル崩壊後に消費者マインドが冷え切ってしまい、極度の少子高齢化で将来の年金不安などから節約志向が定着し、なかなかデフレから脱却できていない状況です。
このような観点からも、物価が緩やかに上昇し続け、経済環境の抜群に良い米国に投資するというのが合理的な判断になるでしょう。
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以上
りろんかぶお
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