こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!
このサイトではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!
今回の銘柄は、オシャレなカフェとして世界中に店舗を展開する
スターバックスです!
りろんかぶおも、ゆっくり本を読みたいとき、勉強したいとき等、
カフェに行くならどうしてもスタバを選んでしまいます。
周りの友人もみんなスタバ大好きですし、
米国に住んでいる時に感じましたがアメリカ人もやはりスタバ大好きです。
カフェといえばスタバ!というのは世界中の多くの人にしみついており、
これがスタバの大きな競争力となっております!
これは、スタバの戦略がコーヒーを提供することではなく、
3rd Place(第三の空間)を提供することに力を注いだ結果といえるでしょう。
そんなスタバの直近10年間の株価推移は以下の通り(Yahooファイナンス抜粋)。

今回も以下の順でスタバ株を分析していきます。
目次
1. 財務分析2. 配当及び自社株買い3. 理論株価4. 結論
1.財務分析

売上・純利益は
右肩上がりで増加しております。
前年対比では売上が5%増ですが、
これは主に
中国を中心としたアジア地域での店舗数拡大に起因するもののようです。
また営業利益率は
18%あり
収益力の高さがうかがえます。

売上高構成比率を見ると、ほとんどが直営店舗からの収入になりますが、
一部ライセンス契約での店舗展開もしているようです。
主力のカフェテリアにフォーカスしているという点では、
とてもシンプルなビジネスモデルですね。

地域別営業利益を見ると、
北中南米が圧倒的に多いですね。
但し、現在急速に利益を伸ばしてきている
中国は、
今後も有望なマーケットとなりそうです。
欧州の割合が少ないのが意外ですが、これはスタバ進出前から欧州では
コーヒー文化が発達しており、
スタバの入り込む余地が少なかったのが原因といわれております。
2.配当及び自社株買い

配当利回りは、2017年11月5日現在で
1.81%!(低い。。)スタバは連続増配も
8年ですし、
正直ちょっと物足りないですね。
一方で、スタバは
自社株買いをたくさん行っている企業です。
配当と自社株買いを合わせた株主還元総額の利回りは
4.43%となります!
どうしても配当に目が行きがちですが、
株主還元としては自社株買いもしっかり見ていく必要があります。
3.理論株価
それでは、お待ちかねの理論株価です!
理論株価の計算には、
M&Aのファイナンシャルアドバイザーなどがメインで使用するDiscounted Cash Flow(DCF法)を使います。
スタバの過去3年間のフリーキャッシュフローの平均が、
今後も永久に続くと仮定した場合、
DCF法による理論株価は、
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
なんと
33ドルとなります!!(2017年11月5日現在56.03ドル)
※ DCF法の概要説明は
こちら!
これが適正株価だとすると、
現在の株価は
70%割高ということになります。。
4. 結論
・スタバは世界中でカフェテリアを展開しており、強力なブランドを築いている。
・2017年は売上22,387百万ドル、純利益2,885百万ドル。
・8年連続増配、配当と自社株買いを合わせた株主還元総額の利回りは4.43%(2017年11月5日現在)。
・理論株価は33ドル(2017年11月5日現在56.03ドル)で70%割高。。
シンプルなビジネスモデルで、圧倒的なブランド力を誇る企業ですので、
株価がもっと下がった時に購入したいですね♪
NYダウ銘柄理論株価一覧は
こちらご参照ください!
<NYダウ銘柄以外の理論株価一覧>
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以上
りろんかぶお
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